導入事例:啓明学園初等学校様

登下校の状況把握にAshiato通信を利用
不安が払拭されたと保護者からは好評

校内にある北泉寮は、
東京都指定有形文化財(建造物)に指定されている。

創立75年の歴史をもつ啓明学園。もともと帰国生のための学校として設立しているため、帰国生や外国籍生(国際生)が数多く在籍する学校として知られている。登下校安否確認クラウドサービスAshiato通信を導入することにより、子どもの通学時に対する保護者の不安を軽減。

啓明学園初等学校の導入前課題と導入後効果

導入前の課題

児童が巻き込まれる事件や事故の報道を目にするたびに、保護者の不安は高まっていく。その不安を払拭するための取り組みの一環として、児童の登下校時の安否確認を行う仕組みを導入する必要があった。

導入後の効果

IC カードを児童全員に配布し、登下校時には昇降口に設置したIC カードリーダーにタッチするようにルールを徹底。その情報はリアルタイムで保護者に通知されるため、子どもの安全が確認できる。

多種多様な児童が通う啓明学園 保護者のニーズに応え、安否確認システムの導入を検討

広報主幹・教諭
綿引啓友氏

啓明学園は、帰国生や外国籍生の受け入れを積極的に行っている学校法人として知られる。中には帰国生・外国籍生ばかりの学校という印象を持つケースもあるようだが、実態を見ると一般の児童・生徒の方が多い。帰国生の割合は、初等学校=21%、中学校=40%、高等学校=43%程度。欧米やアジアなど滞在した地域も多岐にわたるため、生徒たちは、学校に居ながらにしてグローバル社会の縮図を体験することができる。「グローバルには、育てない。グローバルに、育つのだ」という啓明グローバル宣言は、こういった環境が整っている同校ならではの発想である。
最近の報道番組や新聞などでは子どもたちが巻き込まれる事件が目立つ。保護者の皆様は子どもの身の安全に大きな不安を抱えながら学校に送り出しているケースも少なくない。同校では保護者の不安を取り除くため、児童たちに子ども向けGPS携帯電話の持ち込みを許可するなど、安否対策について先進的な取り組みを行ってきた。
さらに今回、新たな対策強化として児童の登下校をリアルタイムに確認できる仕組みを検討することにした。導入に至る経緯を啓明学園初等学校 広報主幹・教諭の綿引啓友氏に伺った。

費用対効果と教育的効果も含めて、IC カード方式を採用

登下校安否確認サービスは、大きく分けてICタグを使う方式とICカードを使う方式がある。ICタグの場合、通過するだけで認識できるため、利便性は高い。しかし、通学に使うすべての門に受信アンテナを取り付けなければならず、コストが嵩むというデメリット面もある。その点、ICカード方式は、まず導入コストが安いというメリットがある。さらに「子どもたちへの教育的効果も期待できる」と、綿引氏は語る。「例えば、ICカードでタッチしないまま登校しても、データ上は登校したことにならない。そうすると、保護者や教職員が心配して子どもを捜索し始めます。子どもにしてみれば、 『カードでタッチするのを忘れただけで、大変なことになった』ということになる。こういった体験を通じて、子どもたちは自分の行動に責任を持つようになります。私は、教育的効果も含めてICカード方式システムに魅力を感じ、Ashiato通信をICカード方式で導入することを決めました」(綿引氏)。

運用・管理も容易なクラウドサービスが決め手

登下校安否確認サービスの導入を決めた同校は、早速さまざまなサービスの調査を開始した。
「登下校安否確認サービスは、安定して稼働しなければ意味がありません。そうすると、どうしても定常的なシステムのメンテナンスが必要になります。しかし、同校内でメンテナンスを維持する体制を確保するのは難しい。」(綿引氏)。
その点、Ashiato通信はクラウド型のサービスであり、管理サーバーを校内に設置する必要がなく、運用も容易だ。さらに調べたところ、管理・運用工数もさほど必要ないということが判った。そこで、検討からサービス導入までおよそ1ヶ月と、非常に短期間でAshiato通信を導入した。
ICカードリーダーは、児童が出入りする昇降口付近に3セット(6台)を設置。登下校する児童は、個人用に配布されているICカードをこのリーダーにタッチするというルールだ。このタイミングで保護者にメール通知が行くようになっている。この情報は、綿引氏が管理。Ashiato通信は、先生や職員はもちろんのこと、保護者向けにも児童ごとに専用画面が用意されており、登下校の時刻などを確認できるようになっている。

児童が利用するICカード

昇降口に設置されたICカードリーダー

保護者からは「安心できる」と高評価。各種校務システムとの連携も視野に

「このサービスについて、多くの保護者から“これまで以上に安心できる”と高い評価をいただきました。導入して数ヶ月ですが、その効果はすでに現れています。業務効率化やペーパーレスといった流れにも沿っているので、業務効率化やコスト削減にも寄与すると期待しています」と綿引氏は言う。現在、登下校の状況を確認できるのはネットワーク環境が整う職員室のみ。しかし、夏休みにネットワークの拡張工事を行った後は、この情報を全教室で確認できるようになるとのこと。「9月からは、担任が登下校の情報を調べて入力するようにします」と綿引氏。
さらに、登下校安否確認だけではなく、メールの一斉配信サービスや各種校務システムとの連携も模索していきたいとのこと。Ashiato通信を活用することによって、未来の可能性はさらに広がっていく。

届けます。みんなの安心。Ashiato 通信

Ashiato通信を学校や学習塾等が保護者に提供することにより、保護者に安心を届け、さらに学校と保護者のコミュニケーションツールとしてもご利用いただけます。 子ども達の登下校状況、出欠状況、連絡事項をリアルタイムに発信し、いつでもどこでも保護者は子ども達の状況を確認できます。
このサービスにより、保護者も安心して仕事に従事できるなど、「女性の社会進出」「子育て支援」にも貢献いたします。また、大切な個人情報を預かるクラウドサービス事業者として、総務省が公表している「情報セキュリティ対策ガイドライン」を軸とした、独自のセキュリティ対策にも積極的に取り組んでいます。

啓明学園初等学校

所在地
〒196-0002 東京都昭島市拝島町5-11-15
設立
1940 年4 月
URL
http://www.keimei.ac.jp/