22.今、子供に必要な食育とは

子どもの健全な成長のためには、「食育」をきちんと行うことが重要になってきます。「食育」に力を入れることで、子どもは自分の身体は自分が食べたものでできていることを知り、「食べることは生きること」であると理解できます。家庭でも子どもの「食育」を考え、バランスを意識した献立作りに努めましょう。

生きることの基本である「食」について学ぶ「食育」

近年、「食育」という言葉をよく耳にするようになりました。「食育」とは、食についての教育のこと。「食」というのは生きるための基本となるものですから、軽視することはできません。様々な経験を通して「食」についての知識を習得し、自分で「食」を選択する力を身につけることが「食育」になります。

現代は生活が豊かになり、食べ物が当たり前のように手に入るようになったため、昔に比べて「食」を大切にする心が欠如するようになったと言われています。「食」を軽視することにより、栄養バランスの偏った食事や不規則な食事が多くなり、結果として肥満や生活習慣病の患者が増えているのが現実です。

平成17年には食育基本法が制定され、国レベルで「食育」推進の取り組みがなされるようになりました。政府では、食育推進基本計画を定め、「家庭や学校・保育所等における食育」「地域における食生活の改善の取り組み」「生産者と消費者との交流促進」「食文化の継承のための活動支援」など施策の基本的な方向を明確にしています。

「食育」がもたらすメリットとは?

子どもの「食育」に力を入れることにより、子どもは食べ物が生きる力を育んでいることを理解できます。毎日の「食」を大切に考え、自然の恵みや生産者に感謝の気持ちを持てるようになります。「食」について理解することにより、子ども自身が栄養バランスのとれた食事をとることを心掛けるようになりますから、自然治癒力や免疫力を高め、丈夫な体を作ることができます。

また、日本には季節ごとの食事や地域に根ざした食文化があります。行事食や伝統食を通じて季節や地域の「食」を意識することで、子どもは日本の伝統的な食文化について主体的に考えられるようになりますから、食文化を守っていくことができます。

このほかに、「食育」により、「食」の安全についての意識が向上するというメリットもあります。食品選びについても慎重になりますから、値段が安いといった理由だけで輸入品を選ぶということもなくなり、食料自給率の向上にもつながります。

「食育」では、「食」に関するマナーも身につけることができます。子どものうちに正しいお箸やお茶碗の持ち方を覚えることで、一生役に立つことになります。

「食育」は食事のバランスが大事

「食育」では、バランス良く食べることを特に重視します。バランス良く食べる力を身につけるためには、農林水産省が発表している「食事バランスガイド」が参考になります。

「食事バランスガイド」では、1日に何をどれだけ食べたら良いかを「バランスゴマ」のイラストを使って理解できるようになっています。「バランスゴマ」では、食べ物が上から順番に主食、副菜、主菜、牛乳・乳製品、果物の5つのグループに分けられており、上に位置するグループほどしっかり食べる必要があることを示しています。毎日の献立に悩んだときには、「バランスゴマ」をイメージすると考えやすくなります。なお、食事はバランスを心掛けるだけでなく、朝、昼、晩の3食をきちんと食べることも大切です。

子どもにとって朝食は特に大事ですから、朝食抜きにするのではなく、ごはんでもパンでも食べやすいものを食べさせるようにしましょう。子どもの普段の昼食は給食の場合が多いと思いますが、家庭で用意するときには、丼物や麺類などの単品メニューにおひたしやサラダを加えるのがおすすめです。夕食は、主食のほか、主菜を一品用意し、副菜として野菜を使ったメニューにすると良いでしょう。

「食育」は大事ですが、食事は毎日のことですから、あまり堅苦しく考えると続かなくなってしまいます。食事は子どもにとっても楽しみの1つにもなります。上記を参考にしつつ、家庭でもいろいろと工夫し、楽しみながら子どもの「食育」を行うようにしましょう。

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